伊野孝行のブログ

人生曼荼羅/蕭白トーク

プレジデント社の「WOMAN Online」というwebページでやっている人生相談の絵です。ひとつの人生相談に対して、本田健さんと河崎環さんのお二人が答えております。わたしは第三の回答者のつもりで絵を描いてます。一見、茶化しているような絵に見えるかもしれませんが、心から親身になっているのです。前回から間があいてしまい、季節ネタがかなり古くなってしまいましたが、ちょっと時間を振り返りながらご覧ください。

では、最初の相談者の方、どうぞ〜!人生曼荼羅12-2あ【今回のご相談】
同僚から「クリスマスイブの日の遅番勤務を代わってほしい」と頼まれました。特に予定は入っておらず、断る理由もないため引き受けてしまいましたが、なんだか私だけ損をしているような気がしてモヤモヤします。理由がなくても、断った方がよかったのでしょうか?人生曼荼羅12-3あ【今回のご相談】
38歳、独身の会社員です。赤ちゃんや家族の写真が入った年賀状が届くお正月は、幸せ自慢をされているような気持ちになり、鬱々(うつうつ)としてしまいます。同時に、友人知人の幸せを心から祝えないことに自己嫌悪を感じます。どうしたらいいでしょうか?人生曼荼羅12-4あ【今回のご相談】
私は年齢や肩書などを聞くと、特に自分より目上の人に対しては、つい力が入ったコミュニケーションになってしまいます。力を抜いて、誰とでもコミュニケーションを取れるようになるにはどうしたらいいでしょうか?人生曼荼羅1−1あ【今回のご相談】
台所の洗剤の泡立ちが悪いと思っていたら、義母に水で薄められていました。義母は洗剤が毒だと思っており、使うのは最小限にすべきと信じています。実際、義母が洗った食器は汚れが落ちていないことも多いため陰で洗い直したりしているのですが、当て付けのようになってしまうので、おおっぴらにもできません。どうしたらいいでしょうか。人生曼荼羅1−2あ【今回のご相談】
会社に、あいさつをしても無視する女性の先輩がいます。「何か悪いことをしたかな?」と考えてみたのですが、思い当たる節がありません。あいさつをしてくれない先輩に対して、これから先もずっとあいさつをし続けるしかないのでしょうか。またあいさつをし続けた方がよいのでしょうか。人生曼荼羅1−3あ【今回のご相談】
夫が人を見下すような態度や物言いをします。私の両親に対してもそうです。大人なので今更変わらないと諦めていますし、そんな相手と結婚した自分にも責任があると覚悟を決めています。ただ、小学1年生の息子が夫のような大人になってしまうのではないか、と心配です。子供に対して「お父さんみたいな人になってはダメよ」という言い方をするのも、教育上よくない気がします。何かいい方法はないでしょうか。人生曼荼羅1−4あ【今回のご相談】
バレンタインデーになると、夫が会社でチョコレートをたくさんもらってきます。お返しを買うのは私で、費用の出所は家計です。夫のメンツにも関わるため、女性が「おっ!」と思うようなお返しを毎年用意していますが、「なぜ私が義理チョコ騒ぎに付き合わねばならないのだろう」とむなしくなります。人生曼荼羅2−1あ【今回のご相談】
上司の言い間違いが多く、困っています。「シミュレーション」を「シュミレーション」、「コピペ(コピー&ペースト)」を「コペピ」といった具合です。何度も耳にするので、たまたま間違えたのではなく覚え間違いをしていると思います。いちいち指摘するのも差し出がましいので控えていますが、一緒に客先に出向くことも多く、上司が口を開く度にひやひやします。指摘した方がいいのでしょうか? また上手な伝え方がありましたら教えてください。人生曼荼羅2−2あ【今回のご相談】
お金を貯めるのが苦手です。20代の頃から貯めよう貯めようと思いながら、ズルズルと30代半ばまで来てしまいました。お金を借りたりすることはありませんが、お給料をもらったらもらっただけ使ってしまいます。使い道は洋服、友人との飲食、ジムや習い事の月謝などです。転職する前は、年収が今より3割ほど少なかったので、その少ない方の収入額でも十分にやっていけるはずなのですが……。どうしたらいいでしょうか?人生曼荼羅2-3あ【今回のご相談】
会社の後輩が優秀過ぎて困っています。私が彼女を指導しなければならない立場なのですが、一を聞いて十を知るタイプのため、指導する隙がありません。時には不十分なところもあるのですが、その点について私はさらに不十分なため、恥ずかしくて指導できません。毎日会社に行くのが憂鬱(ゆううつ)です。どうしたらいいでしょうか。人生曼荼羅2-4あ【今回のご相談】
人のアイデアを盗む同僚に腹が立ちます。私は人のアイデアを自分の仕事に使う場合は、「○○さんにアイデアをいただきました」など、言葉を添えるようにしています。しかしそうしていると周囲から「仕事ができない人」と見られてしまうのではないかと不安です。アイデアを盗むのと、出典元を明らかにするのとでは、どちらがよいと思いますか?3月17日あ【今回のご相談】
スマホが手放せません。会社で仕事をしている時間以外はスマホ漬けです。LINEやSNSで友人知人との交流を楽しむわけではなく、ニュースサイトや掲示板をひたすら見ています。一人暮らしですが、食事はコンビニで買って済ませており、家事は洗濯など必要最低限のことだけしかしていません。このままではあらゆる意味でダメになってしまいそうと恐怖を感じますが、やめられません。どうしたらいいでしょうか。3月24日あ【今回のご相談】
お金が怖くて使えません。先行きが見えない昨今、老後が不安なため、稼いだお金はほぼ貯金しています。もともと地味で、交友関係も広くないため、日々の質素な生活自体は苦になりませんが、何のために仕事をして稼いでいるのだろう、生きているのだろうという思いで胸苦しくなります。4月7日あ【今回のご相談】

人に頼ることが苦手です。何か課題を与えられたり、壁にぶつかったりするとすぐに「自分で解決しなくては」と考えてしまい、人に頼るということに思い至りません。人の力を上手に借りて、高いレベルで仕事の目標を達成している同僚を見ると、「ずるい」という気持ちとともに、自分もそうなりたいと感じます。どうしたらうまく人に頼れるようになれますか。

はい、お疲れ様です!最後まで読んだ人はエライ!自分でも記事を画像をアップしながら、長いよ〜!と思ってしまいました。

最後まで読んでくれた人には、とっておきの情報をお知らせしましょう。fa20120531a2a

来る2016年6月4日土曜日18時から

南青山の「本の場所」で「曾我蕭白肉筆画展」において南伸坊さんとトークします。曾我蕭白の本物の絵の前で蕭白についてしゃべる会。円山応挙の絵も出るそうです。参加料1000円ポッキリ。上の絵はボストン美術館にあるやつだから見れないですよ。

「本の場所」は川崎徹さんがお仲間とやっておられるスペースで、そのお仲間は川鍋暁斎や曾我蕭白のコレクターの方だそうです。というわけで、そのコレクションを眺めつつ、お話をする会です。

要予約↓

本の場所、蕭白トーク受付はこちらまで。