伊野孝行のブログ

河鍋暁斎物語(抄)

もう、新しい号も発売されているから、ブログに載せちゃってもいいかな〜、ということで、先月号の「美術手帖」に描いた「河鍋暁斎物語(抄)」です。

人物の略歴を紹介するページのイラストレーションは、たとえばエピソードのひとコマを絵にしたり、人生をすごろく風に表したりする方法がとられることが多い。そういうのもちょっと飽きちゃったかんじもあるし、前から暁斎のエピソードの豊富さはマンガにしたらおもしろいかもしれない、と思っていたので、無理矢理やってみました。8ページしかない中にいろんなことを描かなくてはいけなかったので、コマの割り方、展開に窮屈なところも多々ありますが…。以上、お粗末さまでした。縦スクロールだし、文字も誌面じゃないと読みにくいですね。タダだから仕方ありません。わたしはこれでまたマンガの仕事がくればいいな、と思って載せてるだけなんで…。ごめんなさい。

ついでに紹介コーナー。以前にも幕末明治を舞台にマンガを描いたことがあります。「迷信」といいます。読みたい方は下記をクリック↓
「逝きし世の面影」をしっとりとした総天然色で描くマンガ「迷信」