伊野孝行のブログ

昔話法廷その1

きのう、きょう、あした(8/10~12)の3日にわたってNHKのEテレで朝10時から「昔話法廷」という番組(15分)をやっています。昔話の登場人物を裁判にかけるという、あたらしい趣向の夏の特番。きのうは「三匹のこぶた」きょうは「カチカチ山」あしたは「白雪姫」の裁判があります。

3話まとめての再放送が8月21日(金)午後11時25分~11時55分、8月28日(金)午後11時30分~11時45分にもあります。くわしくは番組のホームページで。
Eテレ「昔話法廷」のホームページはコチラ

上記の番組ホームページの写真を見ていただくとおわかりのように、法廷が舞台で、リアルな着ぐるみのブタやウサギが無表情で証言していてなんだかシュールな映像になっている。わたしが担当したのは再現シーンにあたる部分です。描いててもなんだかおかしかった。よく知ってる昔話を描くわけだけど、いわゆる絵本にはのっていない場面であったり、着ぐるみと身長をあわせるために、動物と人間がおなじくらいの背丈だったり、と…ことさらおかしく描いたわけではないが、設定に合わせていくとヘンになるのである。
描くのは時間がかかるが、映るのは数秒なので、今週は「三匹のこぶた」の絵をこのブログにとどめよう。

〈三男こぶたが、煙突から侵入したオオカミを、お湯が煮えたぎる大鍋に閉じ込め殺害した。それは、自分の身を守るための正当防衛だったのか?それとも用意周到に準備をした上の計画的犯行だったのか?証人には、殺されたオオカミの母親や長男こぶたが登場。〉


この番組は教材であり、裁判員はキミだ!ということで番組の中では判決はでていない。これを見て教室などでおおいにディスカッションしてもらうのがねらいである。

おっとさすがはNHK、番組はWEBで公開しているらしいぜ!下記のリンクから見れるよ〜。
昔話法廷 三匹のこぶた裁判

「カチカチ山」と「白雪姫」はまた来週!