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伊野孝行のブログ

展示の予告/昔話法廷

うだるような暑さの中にもフト秋の気配を感じるこの頃。わたしは秋が来るのが気が気でない。もうひと月もすれば展示があるからだ。まだDMも印刷できていないが、ギャラリーのサイトにはお知らせがでたので、ここでも宣伝させてください。おいおいしつこく宣伝しますが、まずはさわりの部分だけ。9月の下旬からこういう展示があるんだなと、心に留めてくだされば幸いです。ギャラリーのホームページはこちらです↓

Vision’s presents The Illustrator’s Gallery Vol.3 わたしと街の物語その1 伊野孝行+大河原健太「神保町とロンドン」

さて、先週につづいてNHKのEテレ「昔話法廷」の絵を載せます。この番組は昔話の登場人物が裁判にかけられて、みんなが裁判員になったつもりで見る、という趣旨です。今週アップするのは「カチカチ山裁判」と「白雪姫裁判」です。

さっそく絵だけ載っけてみよう。敵討ちでタヌキを殺そうとしたウサギを刑務所に送るか、それとも“執行猶予”にするかが争点です。ご存知「カチカチ山」の名場面であるが、ウサギは無表情に描いて欲しいと注文がありました。裁判の行方を左右するからね。この仕事、数が多いので出来不出来がでてしまうが、この絵はわりと気に入っている。火傷のあとに唐辛子ミソをぬられるタヌキ。あくまでウサギは無表情に。タヌキも思わずおばあさんを殺しちゃったように。昔話のバリエーションではこのあと「ばばぁ汁」にして食っちゃうというのもあるらしいが、今回はそれはナシ。地蔵や殿様にばけて逃走するタヌキ。法廷ドラマの方ではこのおじいさんを演じるのはあの「うっかり八兵衛」の高橋元太郎さんであった。法廷に登場するウサギは着ぐるみなので、人間と同じ背格好になる。それに合わせて絵も描くので、このような不思議な絵になる。続いては「白雪姫裁判」。演じる役者さんにそんなに似せなくてもいいですよ、と言われたので、似顔絵的にはあまり似ていない。

被告人の王妃が犯行を全面否定する。「白雪姫に会いに行ってなんかいない!」。王妃は白雪姫を殺そうとしたのか、それとも無実なのかを考えます。木こりの役は刈谷俊介さんだったので、つい似せてしまった。そんな似てないか…。とまぁ、こんな感じに描いたので、よかったらテレビで見てください。再放送もあるんだけど、もっと便利にネットでいつでも見られるのです。なぜならこの番組は教室で裁判員に疑似体験をするための教材であるからです。下記のサイトで見れまーす。

NHK for School 昔話法廷 裁判員はキミだ!