伊野孝行のブログ

最近の美術時評

「芸術新潮」で連載の藤田一人さんの「わたし一人の美術時評」ここ3ヶ月の絵を載せます。今月号では「ツタンカーメン展」がとりあげられていました。大阪ではもう終わって今は上野でやってます。この入場料、平日2700円で休日は3000円もするんですよ!しかし大阪でも大盛況(やっぱり大阪人は金ピカ好っきゃねん?)で元は確実にとれる様子。なぜこのような値段設定になっているのかということなどは「芸新」を買って読んでね〜。そして最近、採算が取れなくて市長に絡まれてるのがコレですな。というわけで文楽を絵にしてみました。先月は「フェルメール展」がとりあげられてました。アートは商業主義であってはいけない、などという時代ではないですが、取り上げ方や切り口が似たようなものが多いから多少ウンザリしますね。くわしく見てるわけではないので知らんけど。あ、またか…と(これは単なる僕の感想)広告業界の末席?いや特等席の「ちんどんや」さんにも是非参加してもらいたいですね。先々月は「草間彌生」でした。フェルメールでもなんでもそうだけど取り上げられまくって、みんなのものになったような気になってるのはおおきな間違いのような気がしますね(コラムに書かれてることの要約ではなく、これも僕の感想)草間彌生の苦難の道は誰でも共有できるものではないしさ。なのでこういうファミリーを見たら注意を要します。