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伊野孝行のブログ

チャリティー展の憂鬱

今月の「芸術新潮」の藤田一人さんのコラム「わたし一人の美術時評」は、少し耳が痛い。タイトルは「花盛りチャリティー展の憂鬱」。だいたいこれでピンと来る人も多いはず。僕も何回か震災関係のチャリティー展に出品したことがある。この震災に対して何が出来るかと問い、けれども無力を思い知り、それなら少しでもお金を被災地にまわそう、というささやかな小市民的良心。売れなきゃ意味がないし、売れなきゃ恥ずかしいから値段はお手頃。普段の個展の売値の10分の1くらいだったりして…。そんな目先の議損金集めより、藤田さんの書かれるように「この大災害を刻印する制作の模索こそが、有意義であるに違いない。」のである。

水木しげるさんがニューヨークタイムスに描いた絵(3月20日掲載)を見て、腰を抜かして以来、震災に関する絵は自分には描けないと思っていた。水木しげるNYタイムズ描き下ろし作品(都築響一さんのブログより)

今回のコラムの挿絵も震災がらみと言えなくもないけども…。僕のような若僧はまだまだ修行がたりません…ということで。今回の他のアイデアはこんなのありました。