伊野孝行のブログ

地獄耳 その2回目

「週刊金曜日」で月イチで連載される元木昌彦さん(元「週刊現代」編集長)のコラム「ギャンブル親父の業界地獄耳」。今回は、出版社の春闘がテーマになってます。某大手出版社(もちろん、歯に衣きせぬこのコラム、どこの会社かは読めば書いてあります)は社員の賃金カットはしたが、社長、役員の経営責任はどうなっているの?という内容でしたので、わたしはこのような絵をつけました。「出版不況」はひとごとではない話で、わがイラストレーション業界も危機的状況だといえましょう。余裕や弾力をうしなった状況では「仕事」のなかでおもしろい「遊び」ができにくい。とうぜん、活気もうまれない。保守的になってしがみついていてもズブズブ沈んでいくだけです。こんな時にこそ、革新的であたらしい事をはじめましょう。仕事で遊べないのなら、自分で遊ぶしかありません。

どうやるかって? 5/8〜13のわたしの個展に見にきてね♡ 同時発売の作品集「画家の肖像」買ってね♡ そういう「遊び」をしたつもりです。ははは、宣伝に結びつけちゃった。