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伊野孝行のブログ

らくがきみたいに

今週のブログは芸術新潮の5月号に描いた、伊藤若冲とご近所さん(与謝蕪村、円山応挙、池大雅、曾我蕭白、長沢芦雪……などの絵師をはじめ、そうそうたるメンツが目と鼻の先に住んでいた)の交友録(例によってマンガにしたもの)を紹介しようと思っていたが、昨日発売なのに未だ我が家に到着せず、仕方がないので、別のものにしよう。

しかし、特に見せたいものもなく……困った挙句に、壁に貼ってある「らくがき」でもアップすることにいたします。このブログは内容よりも、毎週更新することが目的だからです。本末転倒?いいんです。毎週火曜に決まって更新することこそが、私にとっては大事なのです。……と言いつつ、来週はゴールデンウィークで誰も見てないだろうから、更新は休もうかなぁ。 みんなこれは寝転びながら、らくがきしていたものであります。約一年ほど前に描いたもの。犬犬の顔ですな。お口口開けシリーズとなぜかタヌキ。お座りらくがきは頭よりもちょっと先に手が動くのがいいんです。これらは10年ほど前に描いた記憶があります。ぶしこれはもっと古い、15年くらい前だったでしょうか。

なんとなく捨てるに忍びないらくがきを、本棚の側面などに磁石でとめてあるのですが、別にどうってことないただのらくがきです。描こうと思えばいくらでも描ける。そして、らくがきに関しては恐るべきことに、ほとんど進歩がない。テキトーに描いてるから、努力とか進歩とかと無関係だし、むしろ無関係でありたい。しかし、仕事の絵となると、なかなからくがきのようには描けない。

ちょっと前に、茂田井武トークをご一緒した広松由希子さんに、「赤とんぼ」という古い雑誌(昭和21年8月号)を見せてもらいました。そこに長沢節の絵が載っていたのですが……まさにらくがきのような気持ち良さがあって良かったです。いわゆる長沢節の絵として知られる達者なデッサンではなく、むしろ達者を警戒している感じです。IMG_1265 IMG_1266 IMG_1272