伊野孝行のブログ

2/1までやってます

さて、只今大阪のTHE14thMOONで開催されている「画家の肖像in大阪」。お客さん来てるでしょうか?来て見て、そして画集を買って下さってくださることを東京から祈っています。初日の24日はオープニングイベントがありました。定員を上回るお客さまに来ていただき、無事盛り上がりましたことをご報告いたします。まずは私とチャンキー松本さんによる紙芝居「紙芝居ゴッホ物語」。チャンキーさん、イラストレーターの域をとうに超えてしまった芸人です。舞台で鍛えた喉の持ち主、声が響き渡ります。私は対照的に素人丸出しでした。「紙芝居ゴッホ物語」は展示内容とはかけはなれた単にくだらない話で、日本にやってきたゴッホがチャン兵衛なる男に拾われ、彼のファクトリーでデュシャン、レオナルド・ダ・ヴィンチらの先輩とともに絵の修行をさせられます。ファクトリーの中でも一番幅を利かせているのが村上隆先輩で、来る日も来る日も、しごかれ続けたゴッホはチャン兵衛の一人娘お菊さんと許されぬ恋に落ち(濡れ場あり)逃走しますが、お菊さんのふんどしの干し方が原因ですぐにみつかり拉致監禁、やっと性根を入れ替えて日本の心「詫び、寂び、萌え」を習得し、村上先輩にも認められて、絵を描くのが楽しくなってくる…といういたってくだらないナンセンスな話です。画集を買って下さったガンジー石原さんに紙芝居のスケッチブックを差し上げてしまいました。いらなかったかな…。つづきましてすぐ近くのギャラリーセンチュニアルで同時期個展開催のあおきひろえさんの落語。あおきひろえさんの芸名は「大川亭ひろ絵」これはかの桂文枝師匠からつけてもらった芸名です。演目は「桃太郎」。噺の内容とあおきさんの人柄がぴったりでとてもかわいらしいお噺を聞けました。続いて最後は「画家の肖像を語る」聞き手はチャンキーさんと、ハモニカブックスの吉田宏子取締役。一直線にならんでしゃべるからチャンキーさんの方を向いてしゃべると、吉田さんのほうをまったく見れませんでした。吉田さんが気をぬいている一瞬です。この写真しかなかったので…ごめんね。ジャコメッティ風ジャコメッティの肖像もお待ちしています。「画家の肖像」はハモニカブックスより発売中〜!こちらからでも買えまっせ!クリック!「画家の肖像」と同時開催の人気作家による集客コーナー「画ッ奏新聞あんさんぶる。」はギッシリこんな感じ。2/1までやってますので、大阪近辺のみんさん、よろしくおねがいします!
さてうってかわってこちらは神田の神保町、私も参加している「日下潤一個展絵と本3」も開催中!こちらは今日29日まで!急いでね〜。
ポスターがいっぱい、冊子がいっぱい、そして家具もデザインしておられます。個展なのに参加人数もたくさん。もりだくさん。日下さんの新しい提案、運動のはじまりを見に行きましょう〜。