お問い合わせは 03-3324-7949

メールソフト起動

伊野孝行のブログ

東京東は水の都

おっと、1日ずれて水曜日更新になってしまいました。

といっても先月、無断で更新を休んだ週がありましたが、「どうしたの?」という問い合わせはゼロ。

こんなブログだれも見ていないのに、なんで律儀に更新しているんだか、自分でも不思議になってきました。

だいたいブログっていうのが、ややどんくさいメディアになってしまったのでしょうか。
最近はブログになんか書くよりも、SNSにアップした方が、拡散されて、よりたくさんの人に見てもらえることになっているようです。
私はツイッターとフェイスブックに「ブログ更新しました」というお知らせを載せているのですが、クリックして、ここにとんで来てもらわなねばなりません。
それよりも、SNSに直接書き込んだ方が、反応も少しは良いと思う。
クリックさせるなんて温度が数度下がる感じがするのです。
さらに、自分のやっていないインスタグラムやタンブラーなどは、画像が主のSNSで、イラストレーターにとってはそっちの方が広がりがいいなんて聞きます。
ツイッターをやっているのは中年以上で、若い人はインスタだとか言うし。なんだか取り残された感じです。
でも、みんなが昔、ミクシィに書き込んだ記事は、今どうなっているのだろうか?誰かに読まれているんだろうか?
と、久しぶりに検索するとミクシィというのはまだあるんですね。でも、もう自分のページも10年以上見ていない。
そうやって、はやいとこ、インスタグラムもタンブラーも過去のものになってしまえばいいのに。
その前に自分が過去の人になってしまうでしょうがね、ハハハ。
さ、文字数も稼いだことだし、あとは思いっきり手抜きで、終わらせましょう。
このあと、出かけなきゃいけないし。
昨日から、銀座のリクルートで東京イラストレーターズ・ソサエティ(TIS)の展覧会やってます。
〈今年は、会の名称にちなみ、東京、それも会場の銀座を含む東半分の色濃いエリアがテーマです。来年の設立30周年を前に、江戸下町から継承された伝統と新しいエネルギーが混在するいま注目の景色を、163人のアンテナで描きあげます。「東京東」再発見にお出かけください〉

• 2017年8月22日(火)~ 9月14日(木)

• クリエイションギャラリーG8
• 〒104-8001 東京都中央区銀座8-4-17 リクルートGINZA8ビル1F TEL 03-6835-2260
• 11:00 ~ 19:00
• 日・祝日休館
• 入場無料
で、私の絵はこれだ!
タイトルは「雨ふり」。昔の東京、つまり江戸は川、堀、水路がめぐる”水の都”だったらしい。雨の日の江戸の下町を思い浮かべて、水彩絵の具で描いてみました。
今回はギャグも、オチもなしの絵でございます。
売ってます。

芸術に似たもの

上野の森美術館ギャラリーでやっていた展示が終わった。わざわざ足を運んでいただいた方にはお礼を申し上げます。
絵の解説をするのはまことに野暮なこと。出来映えこそがすべてであり、意図があってもつたわらなければ言うだけ恥のかさね塗り。また今回は100号サイズの絵であるため、ブログにのせるようなサイズで見せても意味がほとんどない。抽象画のポストカードを買ってもまったくおもしろくないのと同じだ。大きさこそが今回の一番の見せどころだったので、現物を目にしていない人はいっさい文句をつけてはならないよ。わざわざ足を運んで見にきてくれた人はどんな悪口を言ってもらってオッケーオーライだ!このような形で展示した。右端にある小さい絵は、作品の複写(iphoneで写しただけ)です。この形はPDFファイルを開いたときの画面を模している。PDFファイルも右端に小さいサムネイルが出る。ふだん見慣れているパソコン内の景色を引用してみた。また、大きさの違いから受ける印象の差、というものもサムネイルと実物の100号の画面を見くらべることによって感じ取ってもらえればと思ったのだ。それに、これは日めくりであるから、他の絵も一応どんなものかわかるようにしておいたほうがよいと思った。1日目のこの絵は、かのジャクソンポロック氏がやったような、中心や奥行きがなく全面を覆うオールオーヴァーな画面作りを「抽象」ではなく「盆踊り」でやってみたかった。それが作品意図であーる。2日目、盆踊りの絵をめくると、この静物画があらわれる。芸術とは、かの岡本太郎氏も言うように「なんだこれは!?」と思わせることが大事なので、なんかヘンな感じのする静物画というものを描いてみたかった。これは電化製品の梱包材で、たぶん小型ラジオかなんかが入っていた紙製のものだ。実物は10センチ四方に満たないほど小さい。それを100号にしてみたらヘンな感じがすっかな〜?と思って…。3日目はこんな絵。シュルレアリスト達がヘン顔を決めて写真を撮っていたので、それを真似して自画像を描いてみただけ。画材は木炭を使った。100号サイズ1枚を描くと木炭が1本と半分くらい無くなってしまう。どんどん削れてちいさくなっていくのが気持よかった。4日目はこの絵。100号にしてもっともインパクトのあるのは「顔」だろうか?と思って制作。今回の他の出品者の方々は画家の人なので、似顔絵はふだんお描きにならないはずだ。ここはイラストレーターの小技でも見せておくか。似顔絵は輪郭や髪型が似せるときに重要なポイントになってくる。しかし、ここではあえてそれらを描かなかった。

5日目。これも2日目の静物画と同じ趣向。これは発泡スチロール製の梱包材。横のものを縦にしてある。もっと大きい300号くらいの絵にすればさらにヘンな感じがするのではないだろうか。まだまだ小さい。ちなみに100号はふすま2枚分くらいだ。6日目。かのマックス・エルンスト氏のコラージュのような、なんだか不思議な絵にしたかったのだが、意外に自分はシュールな絵作りがヘタであった。エルンスト氏は教科書に使う銅版画を切り貼りしてまことに意味不明な絵を作った。絵画はもともと意味の読みとれるものであったが、シュルレアリスムの頃から、絵の意味なんて読みとれなくてもいいじゃん、いや、意味を読みとられるようじゃあまい!なんてことになってきて、それは今の現代美術にも受け継がれている。意味が読みとれるということは、言葉で理解できること。理解される時点ですでに新しくない。新しいものであることを命題にしている現代美術では、鑑賞者の言葉にからめとられているようではあまい!…とわざと意味が読みとれないように作っているにちがいない。なので難解に思われているだけ……そう勝手に自分は決めつけているのであります。イラストレーターはその逆で、意味が誤解なく読みとれるように絵を作る。だから頭の使い方を逆にすれば、「芸術に似たもの」なんて簡単に作れるだろうと思ってたけど、やってみたらむつかしかったネ。なにごとも経験をかさねないと。7日目の最終日はこんな絵。かの伊藤若冲氏の虎の絵を元にシュールな絵を作る予定だったのだが、途中で失敗したので、グチャグチャやってスプレーとかもかけてテキトーに終わらせた絵。制作意図とは離れてしまったが、「絵になってる」「絵になってない」の境目はどのへんから訪れるのか?グッヂャグッヂャやっててその境目が来たときに筆を置いたつもりだったのだが、ほんとうに境目はきていたのだろうか…?というわけで、7日間の「芸術に似たもの」をつくる試みは終わった。

来場者の中には「イラストだとか自分自身を卑下する必要はない。並の画家よりよほど絵になっている」と言ってくださったキュレーター氏もいらしたそうだが、いや、べつに卑下してないんだけどなぁ〜。でも世間ではイラストなんてのは下に見られてるんだな〜。ぼくは、もしイラストレーションも芸術だと言う必要があれば、ふだんイラストレーションとして描いている絵そのままを芸術だと言ってさしつかえないと思う。わざわざアートっぽい絵になんかする必要はない。アートっぽい絵を描いてイラストレーションの幅を拡げたっていうのは、そもそも現代美術に負けている気がするのだが…。初日と最終日くらいしか顔を出せなかったが、上野という場所は街の中のギャラリーとちがって、いろんな人種の人がたくさん来る。

山之口貘さん

所用で出かけ、帰宅後、相撲を観ていたら、なにか忘れていることに気がついた。そうだブログを更新するのを忘れている。しかしそろそろ遠藤が相撲をとるので手抜きで更新しておこう。

「新篇 山之口貘全集」が思潮社から刊行開始されたのを記念した「貘展」というのが大阪で開かれます。去年の12月に高円寺の「書肆サイコロ」で開催された展覧会の巡回展です。この展覧会は友達の白井明大くんが企画しているのだが、彼は「日本の七十二候を楽しむ」という本を書いて、ベストセラーになった。きっとこ金持になっただろうけど、こういう催しを身銭を切ってやっていてエラい!とほめてあげたい。なんせ僕の描いた絵も買ってくれたしね。僕もこの展覧会に参加するにあたって、山之口貘さんの詩をほとんどはじめて読んだのですが、スゴくいいですね。

「貘展」Baku exhibition

3/21(祝金)~3/28(金) *3/24(月)休み
4/8(火)~4/18(金) *4/14(月)休み
open 13:00~18:30
会場
アトリエ箱庭
大阪市中央区北浜1-2-3豊島ビル301

「貘展」Baku exhibition はコチラ!

貘さんと娘さんの泉さんが沖縄民謡を歌って踊っているところを描きました。

 

 

北の富士旭富士日馬富士

この絵は、HBギャラリーで昨年12月におこなわれた企画展「富士十六景展」に出品したものです。16人のイラストレーターが富士山を描くというものでしたが、まー、富士山ってものは、非常にムツカシイ画題なんですよね。古今、富士山の絵はたっくさん描かれてきましたが、たいてい失敗に終わってるんじゃないでしょうか。横山大観も量産してるけどその多くはつまらない。富岡鉄斎の富士山は好き。あと、富士山といえばやはり葛飾北斎「富嶽三十六景」。これは傑作。でも、富士山をドーン!と大きく描いたのは数点だけ(しかも何かしらの工夫がされている)あとは、遠景に富士山があるものばかり。つまり、富士山というのは、実際見るのは綺麗だけど、そのまま絵にしてもおもしろくもなんともない山だということです。

絵にそえた文章にこう書きました。「富士山は難題である。なので逃げた。成績不振の横綱日馬富士と師匠の伊勢ヶ濱親方(第63代横綱・旭富士)が反省会をしている店に、北の富士(第52代横綱・NHK専属相撲解説者)が立ち寄り、声をかけようかどうか逡巡している図。絵の内容が決まってホッとしているとちょうど11月場所がはじまり、どういうわけだか今場所の日馬富士は絶好調。千秋楽まえに〆切りがあるので結果はわからないけど、今場所は反省会でなくて祝勝会かもネ!」

実際、日馬富士は優勝。絵にかいた結果とは違ってしまったけど、わたしは相撲ファンなのでうれしい。足首のケガさえなければ、ほんとうは弱い横綱ではない。「2場所連続で優勝すれば横綱昇進というのであれば横審はいらない」などと発言する横審の内館牧子(稀勢の里にも同じこと言うのかね?)をも黙らせる二場所連続全勝優勝の快挙で横綱昇進を決めている。今場所も足首を悪化させて休場。旭富士は短命横綱の印象があるけど、それは優勝未経験の双羽黒を横綱に昇進させたはいいが問題おこして廃業、という事件のあおりをもろに食らって、本来なら横綱になってもおかしくない成績を残しながら、大関にとどまらさせられたためだ。ちなみに双羽黒はわたしの小学校と中学校の先輩にあたり、応援していたのがだが…しかし、今は双羽黒より当時の立浪親方に問題があったといわれている。その証拠に双羽黒は今は現、立浪部屋のアドバイザーもしているという。舞の海、琴錦(現、秀ノ山親方)などは解説がとてもうまい。最近では北勝力(現、谷川親方)などが独特の解説をして、これもまたおもしろい。しかし、北の富士勝昭の解説は別格である。解説を超えた話芸であり、なげやりにも聞こえる会話の「間」がとてもいい。他の解説者がマジメに解説しているのと対照的に、好き勝手に発言していい境地を独占している。発言はウィキペディアにはいくつか記録されているが、なんど読んでもおもしろい。また大相撲中継は、ベテランアナウンサーと解説者、向こう正面の解説者間でのやりとりも楽しみのひとつである。きのうはゲストにデーモン閣下が呼ばれていたが、さすがと言わざるをえないトーク(大相撲のゲストのときは悪魔を忘れてほぼ敬語で話している)を堪能した。毎場所呼んでほしいものだ。北の富士勝昭ウィキペディアで解説の一端がうかがえる

 

フランシス・ベーコン

只今、国立近代美術館で開催中の「フランシス・ベーコン展」はもうご覧になられましたか?絶対お見逃しのないように!あーおもしろかった。欲をいえば最後の部屋、最近のダンサー(名前忘れた)のダンス映像だけで一部屋使ってましたが、もっともっとベーコンの絵を見たかったな。というわけで、ベーコンの肖像を描いて(彫って)みました。ベーコンて坂上二郎さんに似てるんだよね。このシリーズは去年から何点か作っていて他にもこんなのあります。マルセル・デュシャンの肖像マン・レイの肖像レオナルド・ダ・ヴィンチの肖像ディヴィッド・ホックニーの肖像藤田嗣治の肖像。藤田の欧文表記はFUJITAではなくFOUJITAであるらしい。なのでちょっとまちがった。はい、いつもの自画像。これは版画として実際に刷ったもの。版画にしちゃうと版木が真っ黒になってしまうのでこのシリーズは基本的には刷らない一点ものです。はい、おまけで宣伝「画家の肖像」ハモニカブックスより発売中〜!コチラをクリック!この本はあの赤瀬川原平先生も「おもしろい」とおっしゃっていたと人づてに聞いたのである。よろしくおねがいします!

カリカチュア

「画家の肖像in大阪」に来てくださった皆様、ありがとうございました。本来なら滞廊してご挨拶すべきところ、この場を借りてお礼申し上げます。えー、さて、今日は「カリカチュア」です。これは先日おこなわれた日下潤一さんの個展「絵と本3」にて発表したポスターと冊子に描いたものです。え?他人の個展でなぜ僕が作品を発表するかって?それは、日下さんの「思いつき」を形にする展覧会でもあるからです。その「思いつき」とは、2年前に日下さんや友達とニューヨークに行ったとき、メトロポリタン美術館の一室で「カリカチュア」の展覧会をやっていて、それで「伊野くん、カリカチュア描いたら?」と日下さんが思いついたというわけです。今回は「絵と本」ということで「本」にまつわるカリカチュアにしてみました。読書好きの二宮金次郎さんが、スマホに夢中の若者とすれ違うの図。その後日談。地下鉄の乗客が読書に夢中、さて二宮金次郎さんは…?かねてから頭の良さをいわれているカラス。ちょっと早起きしてください。あなたの捨てた本を読みあさってるみたいです。カラスは確実に進歩してます。文字は絶対に読めてます。国境警備隊の兵士が領土問題も忘れるほどに読書に夢中。こんな時間は最高ですよね。人生の終わりはどんな本を読んでむかえたいか。僕は、2度途中で挫折した未完の長編、中里介山「大菩薩峠」かな。山田風太郎の「人間臨終図鑑」を読んで、客観的になって平静をよそおいたいかも。最後はこれまでの登場人物が自分のおすすめの本をもってお見舞いにきました。今回はなんとなくカトゥーンのようなカンジに仕上げてみました。

 

 

食卓の情景

「たばこと塩の博物館」で先月開催されていたTISの展覧会「わたしの句読点2・食いろいろ」に出品した作品です。食にまつわる絵を描くということで、わたしは池波正太郎を描きました。タイトルは『食卓の情景』絵に添えた一文にはこう書きました。

テーマを聞いたときから、これと決めていた。池波正太郎さんの食べものと人生を絡ませたエッセイは

「なんど読んでも飽きない。」

のである。

とくに「食卓の情景」は十回は読んだだろう。池波さんの本を読んだあとは、かならず

「ちゃんと、生きよう…。」

と思うのだ。そして生きるためには食わねばならぬのである。

ーとまぁ、池波さんの文体の真似をしてみたのですが、ヘタクソでお恥ずかしいです。後ろで覗いている人は誰ですか?とよく質問をうけましたが(今まで、有名人が有名人をのぞいている絵をよく描いてましたので)あの人はただのそば屋の主人です。

高橋由一のおもしろさ

高橋由一展を見てきた。おなじみの愉快な静物画以外にも、いろんな絵がありおどろきだった。日本ではじめて本格的に油絵を描きはじめたという人であるが、西洋の真似をするよりも「日本人のワシが油絵を描いたらどんな絵が描けるのか試してみる!」というような心意気を全体的に感じられ、そこが高橋由ならではのおもしろさだと思う。由一の時代、ヨーロッパでは印象派がはじまっていたが、そんなことは知らないはずの由一の絵の中に印象派のような絵がある。印象派は日本の絵から非常に影響を受けたわけだが、コースは逆であるが同じようなことを由一もやっていた。この時代はそれぞれの地域の中で発達してきた絵画が国を超えて混ざりはじめた頃だった。日本と西洋をまぜこぜする実験をかたや西では印象派がかたや極東では由一がやっていた。絵画史の最先端に立っていた前衛の画家である。「近代洋画の開拓者」などという呼び方では、日本では始祖的な存在であるが、世界的に見れば後進国のリーダーのような感じでなんだかさみしい。とくにこの隅田川の夜景はこの展覧会の中でも随一の美しさで、なのに図録には小さくしか載っていなくて残念。がんばってでかい解像度でスキャンしたから是非クリックしてほしい。よかったら是非ほんものを見に行って欲しい。

江戸から明治になったとき、由一は40歳だった。つまり由一は明治人ではなく江戸人だった。さきほどの日本と西洋をまぜこぜする場合、この江戸人ということが重要なポイントである。江戸人高橋由一が油絵を描くからおもしろい絵ができあがった。次の世代になると実際に留学をしてしまうから、圧倒的に影響されちゃって、由一のようなおもしろい結果がでない。逆に西洋の古い絵の真似などをはじめてしまう。そして彼らはとてもウマい。僕は由一のちょっとヘタなところが好きだし、そこが新しさなのに。そう、時代は「絵はヘタでもいいじゃないか」というところにさしかかっていた頃でもあった。

ゴッホが広重の浮世絵の構図を取り入れようとしていた、その10年ほど前には由一もおなじような実験をしている。さきほどの雪景色の絵もそうだが手前に植物などを大きく配する絵を由一はよく描いている。由一は広重が好きだったようだ。あと、由一はゴッホと同じくミレーの絵を模写しているのもおもしろい。広重とミレー、すごい偶然、いや、優れた頭脳に立つアンテナはインターネットなど必要としないということか。下の絵は由一の模写したミレーである。おまけとして僕の「高橋由一の肖像」を載せてみる。残念ながら「お豆腐」の絵は出品されていなかった。この「高橋由一の肖像」もおさめられた画集「画家の肖像」はハモニカブックスより発売中!(結局、宣伝か!)「ハモニカブックス」はこちらどえす!

 

 

スマイル展

僕にとって「クレイジーキャッツ」は「ビートルズ」よりも重要なバンドであることに間違いはない。植木等さんの歌を口ずさむと、自分までもが運や天を見方にできる気になるし、たとえ失敗しても、♬そんなこたぁ、どーでもいいじゃねぇか♪と開きなおれる。特に植木等さんの笑顔がいいんですよね。

この絵は今日(8/30)からはじまるTIS(東京イラストレーターズ・ソサエティ)の恒例のG8展に出した絵です。今年は「スマイル」がテーマです。本秀康さんのポスターがかわいいです。
「スマイル」展はコチラです

 

 

商店街の古本屋

そういえば、ずいぶん前にタラジロウさん企画「日の出商店街」という展示に参加していたのだ。それぞれが商店街の店主になって好きなお店を描く、という微笑ましい企画で、僕は古本屋にした。「日の出」というのはタラさんのご実家がやっていたクリーニング屋さんの名前らしい。
タラジロウさん企画「日の出商店街」
お店の側面を展開するとこんな感じ。爺さんが勝手に休んでたりする。店主は僕で、みんなから気持ち悪いと言われた。
僕が住んでいる下高井戸にも、商店街がある。駅前には市場もある。映画館もある。そして温泉もある。実際には温泉を使った銭湯なのだが、昨日はじめて行ってみた。気持ちよかった。もちろん古本屋さんもある。そこは昔からある古本屋で老夫婦がやっている。実にいい感じの夫婦で、言葉をかわしたことは少ししかないが、いつもいい気分でお店を出る。店の中は当然、本棚に取り囲まれているのだが、それ以外にも大量に本があって、それが床に積み上げられている。それも何重にも積まれている。背表紙の見えるのは一番手前だけで、わずかに背表紙が見えるもの、まったく見えないもののほうが数は多いだろう。その山のおかげで、棚の本でも手が届かない本がある。しかし、それが不満かというと、そうでもない。店主夫婦の人柄が好きだから、それはそういうものとして受け取っている。

イソップ物語

もう、終わってしまいましたが、銀座のリクルートG8で毎年夏に開催されるTIS(東京イラストレーターズ・ソサエティ)の展覧会、今年は『イソップ物語』でした。展覧会は終わってしまいましたが、小学館から本になってますのでお金に余裕のある人は買って下さい。2310円。

どのお話が自分に割り当てられるかは、わかりません。僕にまわってきたのは「ノミと男」というお話でした。しょっちゅうノミに食われている男がいました。かゆくてたまらないものですから、ノミを捕まえると、怒ってこう言いました。「まったくおまえは、許せない奴だ。ところかまわず食いついて、おれを自分の餌にしやがる」それを聞いたノミは「仕方ないじゃありませんか。私だって生きていかなければならないんです。どうか殺さないでください。もともと大それたことなどできないのですから」と命乞いをしました。すると、男は笑って「残念だが死んでもらうよ。大それたことであろうがなかろうが、害を及ぼすものは打ち払うことが肝心なんだ」

教訓>強かろうと弱かろうと、悪人に同情する必要はない。(和泉 勇 訳)

というお話でした。この内容の話を悪人とノミがしていたら。おもろいかなーと思ってご覧のように描きました。囚人です。マヌケなコンビにしてみました。牢屋の中だからノミもいるだろうし。我ながらとんちの利いた絵なのですが、こんな気持ち悪いおじさんを描いたので売れなかったんじゃないでしょうか。たぶん。きっと。

 

 

『鍵』おわる

日本の歴史上、最も暑い2010年の夏。HBギャラリーで開催された伊野孝行・丹下京子二人展『鍵』にお越し下さった皆様ありがとうございました。HBギャラリーのエアコンがポンコツで全く効いておらず、汗を拭いながらの鑑賞どうもすいませんでした。

二人でやることに意味があり、また、二人でやらなければ意味がない展示を目指して制作してきました。すくなくとも1+1が2以上にならなければ意味がありません。グループ展も5人だったら足して5以上にならなければいけないのですが、たいてい1にするのも難しい。最初は『鍵』とは違うテーマでやろうとしていたのですが、「そんなんやって何がおもろいねーん?」という親切な方からのアドバイスもあり、それをいったん白紙にして、また考えていたとき谷崎潤一郎の『鍵』を思い出したのでした。

『鍵』を思いついた時点で「これはうまくいくかも…」という気がしました。なんとなく。夫婦がつける日記を交互に読んでいく形式。男女の視点。ヒワイな話。簡単な構成の話ですが、ページ数はかなりあり、どこの場面を描くか決めるのに2ヶ月費やしました。かなりバッサリ切ったので、後は絵でなんとか補わなければいけません。丹下さんは普段とはひと味ちがった雰囲気の、とても重苦しくて陰気な絵を描いてくれました。僕の軽い水彩に対照的になるように考えてのことです。一枚描いてはスキャンして画像メールで送り合いました。コール&レスポンスも物語の流れを作っていく上で必要です。

イラストレーターの仕事は読者様に届ける絵のエンターテーナーです。いつもの仕事は編集者やデザイナーの方といっしょにやります。それに関しては不満はないですが、自分たちでゼロからはじめたらどんなものが出来るのか試せるのが展覧会です。展覧会を見に来て下さる方は奇特な方です。絵に興味をもっている人は以外に少ないのです。展覧会のたびに呼びつけられる僕の学生時代の友達は、いつもわかったようなわからんような顔をして帰っていきますが、今回はおもしろそうにしてくれた。イラストレーターの芸を示す上でも、物語の重要性を実感しました。

イラストレーションは絵の「機能」のことで、絵の「種類」ではありません。今回は『鍵』という文芸作品をテーマにしましたが「装画」でもなく「挿絵」でもないアプローチにしました。今は本の表紙を描くことが目標みたいになっている風潮がありますが、電子書籍の到来とともに、もっとイラストレーターの才能がいろんな形で機能して欲しいと願っています。(だって、仕事、ドひまやし〜)

会場の空間もふくめて味わって欲しい展示だったので、ブログ上に絵と文章を交互にのせる形でアップしてもそんなにおもしろくないかもしれません。誰か役者さんに朗読してもらってDVDにしようかな〜。テレビ紙芝居のように。僕はいい声だとよく言われますが、滑舌が悪くて声がこもって聞き取りにくいので、声優はやめときます。

ツイッターで「展覧会百年史に残る名展」とか「今年一番」とかご祝儀もこめた暖かい声援、ありがたかったです、しかし!今年の12月に僕は「リトルモア地下」で個展『画家の肖像』をやるので、まだ「今年一番」というのは早ーい!なんつって、ただ自分にプレッシャーかけてみただけです。ごめんなさい。ああ、憂鬱だ!そう、だから『鍵』を見逃した皆様、チャンスはもう一回ある、というかまたやんのか〜、と思わないで来て下さいね♡

 

 

失敗は連続する

丹下京子さんとの二人展「鍵」開催まで2ヶ月を切った。(8/27〜9/1HBギャラリー)毎月4枚ペースで描いて来たので、そんなに焦ることはないけど、失敗が続くと「あれ?どうしちゃったんだろ?」と不安になりますね。自分の才能に対して。ひとり20枚ずつ描く予定で、もう13枚描きました。その中で4枚連続失敗というのが2回あった。なぜ失敗するのか?それも同じ失敗をなぜ繰り返すのか?分析できたら面白いと思うけど、いまいちわからない。二人展「鍵」は谷崎潤一郎の原作に極めて忠実に描いているが、絵に置き換えるときに多少ものごとをかえることもある。ここに4枚連続で失敗した絵の部分を載せます。小説にこんな猫でてくるの?とお思いのお方は是非展覧会に足を運んで下さい!(ちなみに失敗したのは猫以外の部分です。)※画像はクリックすると鮮明になります。

 

 

イノ・アーカイブ

気に入ってた絵なのに、なぜかホームページにはアップしてなかったシリーズ、第2作はこの絵だ!季節はずれの花見の絵ですが…。僕にしてはなんとなく絵本的な詩情のある作品だが、人物を細かく見ると、パンチパーマの人とか日本酒「新政」「剣菱」などが置いてある。これは初個展のときに描いたんだけど、売れた。絵を買ってもらうのも初めてで、何かうしろめたい感じがした。自分がイラストレーターだからか、絵を直接買ってもらうのは未だに気が引ける。いや、うれしいんですよ!買ってね!(クリックで大きくなります)

 

 

日本の童謡・唱歌

毎年恒例、銀座にあるリクルートG8でのTISの展示が昨日から始まりました。今年は「♪しゃぼん玉飛んだ」というタイトルで日本の童謡・唱歌を描いています。僕が選んだのは「金太郎」。以前このブログでも紹介しましたが、僕は「金太郎全敗物語」というのを描いたことがあり、それは金太郎がクマに果てしなく負け続ける物語であります。今回はこれの使い回しです。ケント紙にガッシュで描いてみました。ところでクマのお腹はこんなに白くないですね。知ってて描いてますから!

そして、今回の目玉イベントはなんとあの、小沢昭一さんがゲストに来てくださいます。「うたとお話でつづる日本の童謡」9/16(水)です。詳しくはこちらを↓「♪しゃぼん玉飛んだ」
「金太郎全敗物語」

 

 

不良少女地帯

7、8年前に描いた絵である。個展にも出したことがあるが、ホームページには掲載し忘れてたのでブログにアップしてみよう。

どういう経緯で描いたか忘れてしまった。きっと当時は時代ものばっかり描いてたことから脱却しようと、あがいていた頃だから、なんでもいいから時代物以外を、ということでコレを描いたんだと思う。いきなり2000年代ではなくて、いったん1980年代でワンクッション置いたつもりだったんだろうか?これは何の資料も見ずに描いたのは覚えている。背景はどこかのコンビナート風。太平洋ベルトと呼ばれた工業地帯にはこんな不良達もたくさんいたんじゃないかという勝手な想像によって背景が決められた。線路の幅がせまいのはトロッコ用なのだろう。
以前のブログ記事「わたしの句読点」にアップした「煙草と女」の絵と通じるものがある。わりとこういう雰囲気、得意かもしれない。
「煙草と女」はこちら

 

 

わたしの句読点

渋谷の「たばこと塩の博物館」で東京イラストレーターズ・ソサエティの「わたしの句読点」なる展覧会をやっています。(6/6〜7/5)「たばこと塩の博物館」の入場料はたったの100円!(高校生以下の団体だと、なんと20円!)近くに寄ったら行くしかない!常設展示も面白いですよ。さてこれは、僕の出品作。なかなかの出来だと思うんですけど…。なにしろ5枚も失敗したから。でも、この絵どこかで見たことあると思いません?そう、このホームページのトップ画面の絵の部分を拡大したものなんです。5枚失敗して、行き詰まり、画題をかえて(というか、昔描いた絵をパクって)ようやく成功しました。

今回は作品集も作られました。表紙は和田誠さん。和田さんといえば「ハイライト」のパッケージデザインや「ピース」の広告で縁が深いことは、イラストレーターならもちろん知っていることだけど、「ハイライト」の青と白の色を真似して「新幹線」の車体の色が決められたという話もある。

さて、この表紙のバックの茶色、和田さんらしい品のいい色だな〜、と思ってはいたんですけど、隠された秘密があったのです。先日、画材屋さんで紙を選んでいたら、これと同じ色の紙があったんですが、その紙の名前が「たばこ」だったんです!たばこの葉っぱの色ね。たぶんそういう意図のもと、バックの色を決めたんだと思うんですが、さすが和田さん芸が細かいと、感心いたしました。

たばこと塩の博物館

 

 

墨一色展

「開明墨汁」のご協力により東京イラストレーターズ・ソサエティ、略してTISの展示が銀座「松屋」で開かれた。といっても3月の話で申し訳ない。、扇子や屏風、掛け軸と色々選べたのだが、僕は掛け軸を選んだ。理由は自分で頼むとなると結構いい金額になりそうなので、この際にやってみたかったから。「開明墨汁」は表装も手がけているのだ。

こんな感じです。それほどの出来ではありません。「開明墨汁」から提供された和紙が4枚で、うち本番用のいい紙が1枚。直接描くと4枚以内で成功する自信がなかったので、版画にした。ところがただ刷るだけなのに、3枚失敗して、残りは本番用の1枚のみ。神、紙に祈って刷ったら、なんとか出来た。これは偶然ではなく、高価な紙を使うと全然違うと実感した。絵がうまくいかないときは自分ばかり責めていた。しかし、紙や筆のせいもあるんだ。あんまり画材をケチるのもよくないなー。

 

 

座談会

文士シリーズ、今回は「座談会」。「座談会」というのを発明したのは菊池寛である。それはさておき、こんな座談会はもちろん実際あったわけではない。三島由紀夫が窓ガラスに張り付いてこっちを見ている。異様に足の長い石原慎太郎は正座ができなくてシビレがきている…。この絵は去年の「ボクラノ昭和時代」という展覧会に出したもので、僕は「三島由紀夫とその時代」というテーマで臨んだ。

石原慎太郎は「完全な遊戯」というのしか読んだことがないのだが、なんか凄い小説だったなぁ、とずっと心に残っていた。その正体をはっきりさせてなかったのだが、めちゃくちゃ面白くてためになるポッドキャスト「町山智浩のアメリカ映画特電」の第72回『ダークナイト』の巻を聞いたとき、そこで触れられていて、なるほどそういう意図で書かれたものだったのかと腑に落ちた。井伏鱒二は何冊か読んだけどみんなおもしろかった。そのなかでは「多甚古村 」がとくに好きだった。伊藤整は「若い詩人の肖像」や「日本文壇史」、タイトルは忘れたけど「チャタレイ裁判」の記録など、実在の人が登場するものが僕にはとりわけおもしろい。とくに「日本文壇史」は、明治以降の文士達をあたかもついさっき見てきたかのように書いている。全18巻もあるので、伊藤整の芸をたっぷり堪能するには最高の本だ。そろそろ読み直そうかと思っている。今東光はこれまた僕の大好きな映画「悪名」シリーズの原作者である。勝新のシリーズは「座頭市」も「兵隊やくざ」もどれも痛快だが、つい見返したくなるのは「悪名」なのだ。勝新と田宮次郎の演技を見ているだけでうっとりする。勝新演じる朝吉親分は、勝新とちがって酒が全く飲めない。ライスカレーが好きでその食い方もいいんだなぁ。

町山智浩のアメリカ映画特電
映画「悪名」

 

 

スタイルについて

ひとつのスタイルを貫く人、いくつものスタイルを探る人、どちらが絵に対して真面目であるかはいちがいに言えない。もちろん、僕は後者のタイプである。理由は大きく二つあって、一つはスタイルを崩して描くと凄くヘタクソな絵になってしまう。スタイルは勝利の方程式だが、それ以外の方法では絵が描けないとなると、一体、自分は絵がわかっていたのだろうか?いい気になってたんじゃないだろうか?と自分の才能にまで疑わしくなる。それで他の道も行かなければならないと思う。

もう一つは、自分で描ける絵やその世界は、限られている。でも自分が好きな絵というのはもっと幅広い。そこから刺激を受けたら、自分もああいう風に描いてみたいと思うのは当然だからやってみる。それでスタイルが増えていくわけだ。

「器用貧乏」とは自分から最も遠い言葉だと思ってるが、そう言われたこともある。でも絶対違うから!

 

 

私は馬鹿になりたい

三島由紀夫を題材にした絵をよく描いているが、べつにおちょくっているわけではない。完璧に振る舞ってるようにみえて、ワキが甘い。三島由紀夫を尊敬すると同時に、ちょっと馬鹿に思うことってありませんか?やはりそこが魅力だと思う。深沢七郎は「馬鹿に思われるのも計算のうち」なのだが、三島由紀夫は計算外だろう。どっちにしろ人から馬鹿に思われるのは大事なことだ。

三島由紀夫と川端康成は面従腹背の師弟関係だった。金閣寺をバックにそんな二人を描いてみた。絵を描く時は、何も見ないで描くことも多いけれど、この場合、顔や建物は資料を参考にした。金閣寺の写真を探してたら、本棚からこんな雑誌がでてきたので構図もパクらせてもらった。(最近相撲ネタが続いてるな…。)

 

 

売れた絵~銀座漫遊篇~

このブログって、基本的に自分の宣伝ばかりしてるので、嫌んなっちゃうけど、気をとりなおして今日も書こう。意外な人が買ってくれた第2弾です。今年の夏にリクルートのG8で毎年恒例のTISの展示があった。今回のテーマはG8のある場所でもある「銀座」。僕は吉行淳之介が銀座のクラブで飲んでる絵を描いた。文壇一のモテ男を、なぜか川端康成がのぞいてる、といういつものヤツである。こんな状況があったらおもしろいな、というだけのことで深い意味はありません。

いつもG8での展示は作品を販売していて、売れないと寂しく、悔しい思いをする。片一方で、160?名近い出品者のなかで目立ちたい、受けたいという気持ちもある。たくさんある作品のなかで記憶に残るのも至難の業だ。結局、今回も売れるより受けを狙ったのだが、意外なことに売れていた。はー、良かった、うれしい。ついでに誰がお買い上げになったのか事務局の人に尋ねると、有名漫画家、黒鉄ヒロシさんだというから、二度驚いた。そういえばオープニングで藤子不二雄Aさんと銀座の綺麗どころと、いっしょにいらっしゃるのをお見かけした。銀座のクラブなんて僕には全く無縁なだけに、別世界の人を見たような感じで「あー、ほら見て見て」なんてとなりの友達に話しかけたりしてたのだが…。

売れた絵~日仏親善篇~

個展をすると、がんばれよ!という意味もあるのだろう、絵を買って下さる方々がいらっしゃる。イラストレーターの仕事は絵の使用料としてギャラをもらうので、原画を売るわけではない。絵も仕事にあわせて仕上げるわけである。純粋に描きたくて描いた絵で個展をして、売れたりすると、何だか本当の絵描きさんになったようで照れくさい。

この絵は去年の個展のときに売れた。開廊時間より1時間ばかり遅れて到着すると、ギャラリーの赤池さんの様子がおかしい。「さっき外人さんが来て、この絵が売れたんですよ。」と興奮気味だった。何故かというと、その人の置いて行った名刺には、GIVENCHY(ジバンシー)の香水部門代表取締役社長と書いてあったからだ。そのJ.M氏は朝の散歩の途中にふとギャラリーに足を踏み入れたらしく、通訳が同行してたので、絵の内容も理解した上で買ってくれたという。社長室に飾ってくれてるのだろうか?香水にオナラとはシャレのわかる社長だ。フランス人のエスプリにメルシーボーク!

 

 

ゴッホの手紙

今年の5月に開かれた、有隣堂ギャラリーでのTISの展示「わたしと、この一冊」に出品した絵です。僕が選んだのはゴッホがテオや友人に書いた手紙を集めた「ゴッホの手紙」。自分をはげまし、奮い立たせるのは、結局自分以外にない。そう、強く思わせられる。

※クリックすると美しい画像になります。