古典文学3本立て
阪急コミュニケーションズの「レプリーク・ビス」の仕事。色々な劇団で古典文学が再演されるというので、それにあわせた企画。あらすじを紹介するためのシーンを描いた。小さいカットもイラストレーションの大事な仕事だが、こういう風に全面に使ってくれるのは、とても気分がいい。それぞれの絵の中には作者をまぎれこませてみた。どこにいるかわかるでしょうか?
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チェーホフ「かもめ」
ゴーリキー「どん底」
スタンダール「赤と黒」
阪急コミュニケーションズの「レプリーク・ビス」の仕事。色々な劇団で古典文学が再演されるというので、それにあわせた企画。あらすじを紹介するためのシーンを描いた。小さいカットもイラストレーションの大事な仕事だが、こういう風に全面に使ってくれるのは、とても気分がいい。それぞれの絵の中には作者をまぎれこませてみた。どこにいるかわかるでしょうか?
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チェーホフ「かもめ」
ゴーリキー「どん底」
スタンダール「赤と黒」
ファレリー兄弟の「メリーに首ったけ」でジョナサン・リッチマンを知った。映画そのものも大好きだが、不意に現れては歌いだすジョナサンの雰囲気、音楽、いっぺんに好きになってしまった。ただその時は、すごく気になってたが、探して聴くことまではしなかったので、そのままになっていた…。 去年、このホームページを作ってから、パリに住む友人の竹内直夫さん(音楽家。翻訳家。元、水中それは苦しい。)から「伊野くんは知ってるかもしれないけど…」というメッセージとともに、ジョナサン・リッチマンの「ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ」が届いた。忘れてたジョナサン・リッチマン!それも自分と同じ「ゴッホ」という作品があるなんて。ゴッホの色のように明るい調子で、なんだか自分と同じことを言ってる気がして何度も聴いた。名曲だ。それからというもの、CDを買っては聴いている。DVDも取り寄せた。YOUTUBEもひっきりなしに見てる。下は16年前のジャケット。今はちょっと萎んでしまったけど、人生を積み重ねた大人の音楽も聴かせてくれる。竹内さんからこんな話を聞いた。「ライブのある日、誰かに話しかけられたそうな感じで街をウロウロしていたジョナサンに、日本食料品店で買った梅干し(ジョナサンは菜食主義)を渡して、僕はあなたの音楽に救われたよ!って言ったらノー!て言うからこっちもイェース!て返したんだよ。」しばらくノー!イェース!とやりあって心を通わせたようだ。いいな。
それではここで一曲お聴きください。
ジョナサンリッチマンで「レズビアンバーで踊っていた頃」
続いて
ジョナサンリッチマン「Vincent Van Gogh」
ちなみに
伊野孝行「ゴッホ」
今年の5月に開かれた、有隣堂ギャラリーでのTISの展示「わたしと、この一冊」に出品した絵です。僕が選んだのはゴッホがテオや友人に書いた手紙を集めた「ゴッホの手紙」。自分をはげまし、奮い立たせるのは、結局自分以外にない。そう、強く思わせられる。
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鞍馬サンド本店(三重県鈴鹿市)はさながら「伊野孝行美術館」の様相を呈している。店内には巨大パネルや原画が展示されている。ここの社長は僕の同級生で、お店のリニューアルの時に仕事を依頼してくれたのだ。ありがたや、ありがたや。パネルの横に立って、デカさをあらわしてみた。この絵は「こっけい以外に人間の美しさはない」のカバーにも使っているが、こちらの方が先なのだ。鞍馬サンドが懸賞を出してるところ。
他にはこんな絵も。金太郎のサンドウィッチをみんなが狙ってる。これもでかいのだが、小さいのもあわせると30点くらいある。
PS.結構前だが、「はなまるカフェ」で森山直太郎が「おめざ」に鞍馬サンドを食べていた。東京にも何店舗かあります。